やりかけて中断している事って、
やたら気になりませんか？
これは、心理学で
「ツァイガルニク効果」
と呼ばれています。
人は、やった事よりもできなかった、
もしくはやりかけの事の方が気になる、
記憶に残る、というものです。
売れ残っている在庫が、いつも
頭の片隅にあったり、売れた商品より、
売れなかった商品の方をよく覚えていたり。
食べた料理よりも、食べられなかった
料理の方が気になったり。
迷いに迷って仕方なく決めたけど、
「やっぱりあれも美味しそうだったなぁ・・・」
って、ずっと気になってしまう。
こんな現象が、ツァイガルニク効果です。
食べられなかった料理ほど、
「どうしても食べたい！」って
思ってしまいますよね。
お客様にリピートしていただくためには、
食べて満足していただくだけでなく、
またご来店してもらえるような仕掛けを
考えていかなければなりません。
自分のお店や料理を、お客様に
しっかりと印象付けることが大切です。
その一つの方法として、
新メニューの予告をする、
というものがあります。
あえて商品の全貌は伏せて、
一部分のみ公開するとか。
インパクトのある、興味の湧く
告知をすれば、お客様の記憶にも
残りやすくなるのではないでしょうか。
「食べに行きたい」から「食べに行かなければ」
になってもらうような仕掛けを考え、
リピートを促していく。
ぜひ、お客様の記憶に残るような、
あなたのお店オリジナルの仕掛けを
考えてみてくださいね！
