結局のところ、自分の価値は、
他人が決めるものです。
もちろん、自分には価値がある、
自分はすごいと思えることは重要です。
自分には価値がないとか、
自分の価値を信じられないとか。
それはすごく残念なことです。
そしてそれは、自分が成長していく上での
ブレーキになってしまいます。
なので、自分には価値があるということを
自分で認めてあげることは、すごく重要です。
ですが、現実的には、
自分の価値は他人が決めるものです。
他人が決めた価値が、
自分の手にする価値になります。
いくら自分で満足するような仕事をしても、
他人がそれを価値あるものだと思わなければ、
価値を受け取ることはできません。
厳しいですが、それが現実なのです。
私は、アルバイトスタッフたちに、
私のお店で働くことによって、少しでも
自分の付加価値を高めて欲しいと思っています。
せっかく同じ時間働くんだったら、
少しでもスピードを上げ、生産性を上げる、
そのことにチャレンジしてもらいたいのです。
それは、社会に出ると、必ず活きてきます。
他人に付加価値を与えられる人材というのは
本当に貴重で、どこに行っても必要とされます。
アルバイトスタッフたちは、私のお店に
多くの付加価値を与えてくれているので、
私も彼らに、少しでも多くの価値を返したい。
アルバイトを通して、社会に出ても
即戦力で通用する、他人に価値を
与えられるような人材になって欲しい。
そういう思いで、日々トレーニングしています。
それが、私の付加価値だと思っているからです。
アルバイトをトレーニングすることで、
私もどんどん成長していくことができています。
スタッフが成長していく姿を見るのは、
うれしいし、楽しいし、
本当にやりがいがあるのです。
ラーメンと同じくらい、
人を育てるのが好きなんだなぁと、
心から感じています。
ラーメンと人材育成、どちらかを選べと言われたら・・・
かなり難しい問題です。
スタッフの将来を見据えてしっかりと育成していくということは、
お店のためにも、そしてスタッフ自身のためにもなります。
津気屋で働くことを通して、より付加価値を高め、
他人に価値を与えることのできる人材になって欲しい。
私の、アルバイトへの思いです。
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