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サービス券やクーポン券を
活用されているお店は多いと思います。

私のお店でも、

・替玉無料券
・大盛無料券
・トッピング無料券
・生ビール無料券
・100円値引き券

など、いろいろなサービス券を
発行してきました。

ここで一つ質問させてください。

「これまでに発行したサービス券の
効果はいかがでしたか?」

・反応が良かった
・たくさん回収できた
・あまり効果がなかった 

いろいろな結果が出たことと思います。

で、サービス券を発行するお店が
意外とできていないこと、それが
「効果測定」です。

どんなサービス券を何枚発行したのか。
そして、そのうち何枚回収できたのか。

そのデータを計測し、
しっかりと分析することが大切なのです。

お店の立地などの環境、
サービス券の種類によっても
反応がまったく違ってきます。

なので、定期的にサービス券の内容を変えて、
自分のお店には、どのようなものが効果的なのかを
探していく必要がある、ということです。

ちなみに、私がこれまで発行してきて
一番効果的だったのが、
「選べるトッピング無料券」でした。

・4種類のトッピング
・大盛無料
・半ライス無料
 
この6つの中から、好きなトッピングを選べる、
というものです。

自分の好きなものを選べる、というのが
受けたのかなぁ、と思います。

また、つけ麺店の方では「味玉無料券」
というサービス券を発行しています。

なぜ選べるトッピング無料券じゃないのか、
というと、これは単純に、味玉が
お店のおすすめだからです。

濃厚なつけ汁の中で、半熟味付け煮玉子を割る。
身をつけ汁に溶いて、さらに濃厚にして楽しむ。

こんな食べ方をおすすめしているので、
「味玉無料券」を発行しています。

サービス券・クーポン券の発行は、
簡単ですしコストもそれほどかかりません。

しかも、アイデア次第で高い効果が見込めます。

ぜひ、いろいろ試してみてデータを検証・蓄積し、
あなたのお店に合った、より効果的な
サービス券・クーポン券を見つけてみてください。

そして、最後に、これらの効果的な配り方について
お伝えしておきます。

サービス券やクーポン券は、一度配り始めると
なかなか止められなくなってしまうものです。

が、ずっと配り続けてしまうと、お客様は
それらをもらうのが当たり前になってしまいます。

そうすると、サービス券・クーポン券を使わないと
損をしているような気分になるという、
逆転現象が起こってしまうんです。

例えば、定価600円のラーメン。

100円引きのサービス券を使って
500円で食べているとします。

すると、100円引きの500円で食べるのが
当たり前になってしまいます。

なので、本来の価格600円で食べると
「なんか損したなぁ・・・」
ということになってしまうのです。

サービス券・クーポン券を使うのが
うれしい、お得!から「当たり前」に。

しかも、商品価格に織り込み済み。

そういうことになってしまわないように、
配る時期、配らない時期を決めて、
サービス券・クーポン券の付加価値が
下がらないようにしなければなりません。

ぜひ、いろいろ試してみて、あなたのお店に合った
効果的なサービス券・クーポン券の配り方を
探してみてくださいね!

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