榎本岳幸(えのもとたかゆき)です。
これから飲食店を開業しようと考えている方に
気をつけておいて欲しいことがあります。
それは、世の中には
「儲けなくてもいい」飲食店が
存在しているということです。
しかも、これが意外とたくさんあるんです。
「えっ!?榎本さん、
儲けなくてもいいってどういうことですか?
みんな儲けたいから
商売してるんじゃないんですか?」
と思われるのも無理はないです。
「儲けなくてもいい飲食店」
というのは、一体どういうことか。
それは、
「税金対策」として、飲食店を
経営している、というものです。
本業で利益が多く出ていて、
趣味や税金対策で飲食店を経営している。
もともと利益を出す必要などないお店が
「儲けなくてもいい飲食店」
というわけです。
実は、このようなお店は
巷に意外とたくさんあります。
個人レベルでこのようなお店を真似して
大きな金額を借り入れて開業するのは
非常に危険です。
取り返しのつかないことになってしまいます。
「開業すればなんとかなる」という考えは
とてもリスキーです。
多くの場合が、なんとかなりません。
飲食店は、開業時にお店の運命が
ほぼ決まってしまいます。
はやる気持ちをグッと抑えて
慎重に、綿密に、計画的に、時間をかけて
開業準備をおこなうことが必要です。
ぜひ、参考にしてみてください。