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榎本岳幸(えのもとたかゆき)です。

繁盛店をつくることが目的でない
経営者さんがたくさんいらっしゃいます。
 
飲食コンサルタントをやっていて
気づいたことです。
 
「えっ!?榎本さん、
みんな自分のお店を繁盛させたいから
商売をしてるんじゃないんですか?」
 
と思われるかもしれませんが、
事実、こういう経営者さんは多いんです。
 
では、一体なにを目的に
商売をしているんでしょうか。
 
それは、
「自分のやりたいことをやりたい」から。
 
お店を繁盛させることよりも、
自分のやりたいことの方が優先しているんですね。
 
もちろん、自分のやりたいことをやって
お店が繁盛すれば言うことはないのですが…
 
なかなか、そううまくいかないのが現実です。
 
もちろん、皆さん繁盛させる気がない、
というわけではありません。
 
「お店を繁盛させる=お客様のニーズ・ウォンツを満たす」
 
ことよりも、店主としての望みを叶えるのを
優先している、ということなんです。
 
「自分のやりたいことをするために
独立して自分のお店を持った。
なので、自分のやりたいようにやる」
 
気持ちはとても良くわかるのですが、
これではお店を繁盛させることは難しいです。
 
お店を繁盛させるには、自分のやりたいことよりも
お客様のニーズ・ウォンツを優先しなければなりません。
 
お店は繁盛させたい。
でも、自分のやりたいこともやりたい。
 
この問題、どう折り合いをつければいいのか?
 
考え方の一つとして、
 
「お客様の望むことに
自分のやりたいことを合わせていく」
 
ということがあります。
 
お客様のニーズ・ウォンツに、自分のやりたいことを
合わせていけば、お客様の望みも叶えながら
自分のやりたいこともできるわけです。
 
自分のやりたいことばかりやっていないか?
お客様のニーズ・ウォンツを無視していないか?
 
ぜひ一度、見直してみてください。
 
きっと、新たな気づきがあると思います。

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