従業員の反発を招くことなく実力を認識させる簡単な方法

スタッフの個人面談、されてますか？
　
個人面談はチームビルディングや、
マネジメントに欠かせないものです。
　
面談での１番のポイントは、
「スタッフの目標達成のお手伝いをすること」
になります。
　
もちろん、仕事上の面談ですから、
目標達成は、社内での仕事上のことです。

ですが、仕事上で目標を達成していくことが、
自分の将来の目標達成にも繋がる。
　
それを理解してもらえると、
仕事上での目標達成が、自分のためのものに
置き換わります。
　
「今の頑張りが、将来の夢や目標達成に繋がるんだ」
　
仕事と自分自身の目標がリンクすることで、
自らのモチベーションに切り替わるのです。
　
で、その個人面談の進め方なのですが、
きちんとした順番があります。
　
ただ夢や目標を聞いても、仕事と自分自身の
目標をリンクさせ、モチベーションを
切り替えるのは難しいんですね。

まず、個人面談でしなければならないこと。
　
それは、
「将来の夢」と「現在位置の確認」
になります。
　
最初に、スタッフにアンケートを取り、
将来なりたい姿を把握する。
　
そして、その理想の姿に近づくためには、
どんな成長をすれば良いのかを結びつけてあげる。
　
個人面談では、相手の目標達成のお手伝いを
することが１番のポイントになります。
　
そこで大切になるのが、
「現在位置の確認」です。
　
いくら目標を設定しても、自分が今
どこにいるのかが分からないと、目的地には
たどり着けませんよね。
　
カーナビやグーグルマップと一緒です。
　
これらは、GPSで自分が現在どこにいるのかが
正確に分かるので、目的地までの正しいルートを
はじき出してくれるわけです。
　
ですが、現在地が分からないと、
まったく使いものになりません。
　
それにしても、グーグルマップは
本当に便利ですよね。
　
世界中どこにいても、目的地までのルート、
所要時間が分かります。
　
電車や飛行機、バスの乗り換えや時間まで
分かるんですから。
　
仕事や旅行で知らない土地に行った時は、
グーグルマップに頼りきりです。
　
圏外になったら、本当に困ります。
　
話を元に戻しますと、目標達成のために
大切になるのが「現在位置の確認」です。
　
面談をしていて感じるのが、
「上司と部下では現在位置の認識にズレがある」
ということです。
　
部下は自分の仕事ぶりを「できている」。
ですが、上司は「できていない」。
　
お互いに評価が違うわけです。
　
これでは、なかなか目標を達成することはできません。
　
ただ、ここで部下の認識を正そうと
「お前は仕事ができていない」
と言っても、受け入れてくれないどころか、
反発を招く恐れもあります。
　
人間は基本的に、他人からの評価を
受け入れることは難しいからです。
　
では、どうやって部下の反発を招くことなく
認識のズレを修正し、正しい現在位置を
理解させることができるのか。
　
その一つが、「動画を撮る」というものです。