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榎本岳幸(えのもとたかゆき)です。

プロフェッショナルは、道具の手入れも
仕事の一部である。
 
私はこれを、常に意識していますし、
スタッフにも徹底しています。
 
「手入れ」と似たような言葉で、
「掃除」があります。
 
「クリンネス」とも言います。
 
「手入れ」は「掃除」と似てはいますが、
似て非なるものです。
 
例えば、釣りをやっているなら竿やリールを、
野球をやっているならグローブやスパイクを、
音楽なら楽器、習字なら筆やすずりを。
 
仕事や趣味、習い事などで、
なにかしらの道具を手入れした経験が
誰にでも一度はあると思います。
 
では、「手入れ」と「掃除」の違いは
一体なんなのか。
 
それは、構造を理解しているかいないか
ということなんですね。
 
私のお店に、仕事で銃の手入れをしていた
というスタッフがいます。
 
銃の手入れなんて、構造が分かっていなければ
絶対にできませんよね。
 
実際に、私もスタッフには
「手入れをやっておいて」と頼みます。
 
「掃除」と「手入れ」。
 
わずかな表現の差ですが、これだけで
スタッフの意識がガラッと変わるんです。
 
道具は「掃除」するのではなく「手入れ」をする。
道具の「手入れ」も仕事の一部である。
 
この考え方が浸透すれば、スタッフは
道具を大切に扱うようになり、道具がいつも
ピカピカの状態に保たれるようになります。
 
ぜひ、スタッフ教育の一環に
取り入れてみてください!

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